テレクラの現在

テレクラとは?

テレフォンクラブ、略して『テレクラ』を貴方はご存知でしょうか。テレクラというのは八十年代に出現した風俗店の形態の一種です。内容としては、電話機が設置されている店内にて、女性から電話を待ち、会話を楽しむというものなのですが、気に入った相手が見付かった場合、実際に会ったりもしていたようです。その為、一時期は売春などの未成年を巻き込んだ犯罪の温床となり、社会問題として論争の的となっていた事もありました。また、他の風俗店とは違い、店内は狭く、営業を始めるにあたり、必要なものは電話機のみであったのも特徴の一つです。更に、流行期にはポケットティッシュなどを利用した宣伝活動なども大々的に行われていました。そんなテレクラですが、現在ではどうなっているのでしょうか?

現在のテレクラ

八十年代から九十年代半ばまで、爆発的な勢いで店舗数を増やしていたテレクラですが、現在ではその店舗数も大幅な減少傾向にあります。それは1995年の青少年保護育成条例、1999年の風俗営業法、所謂『風営法』が大きな要因となっています。更には実際に店舗に足を運ばなければならない手間のあるテレクラと違い、家の中、または携帯電話から望みの相手を探し出せる、インターネットを使用した出会い系サイトの増加により、利用者自体もかなり減ってしまったようです。それでも未だにちらほらと駅前などでテレクラの広告を見かけるのは、その地力が非常に高い事の証明なのでしょう。中にはあえてテレクラのみを利用する方もいらっしゃるようです。根強いファンのお蔭でし烈な風俗店界隈をどうにか生き残っているのですね。

これからどうなるのか?

これからのテレクラがどうなるのかは、正に『神のみぞ知る』ですが、矢張り順当に考えれば、じわじわと廃れていく事が予想されます。現在ではインターネットを使用した出会い系サイト、携帯出会い系サイト以外にも、スマートフォンのアプリを使って男女の出会いを求める方が多く、風俗店として生き残るのは非常に困難だと言えます。

時代を反映した風俗、『テレクラ』。思い出に浸りながら利用してみるのも面白いかも知れません。